BTOパソコンのPC-take

このPCの作成にあたりオーナーから伝えられた条件はとにかく最高。とにかく最強のPCにしてくれという事でした。
私からの条件はパーツ選定は全て一任していただく事。
そして双方私は技術の妥協はしない。オーナーは金銭面の妥協はしない
これを合図に作成へと取り掛からせていただきました。

行きついた形はIntel Core i7-5960X＋ASUS RAMPAGE V EXTREME＋TITAN Xの組み合わせだったのですが、驚くなかれこのPCは全くゲームには使用しない用途なのです。
なので当初私も4KやらVRAMやらから考えてGTX980の搭載でも十分では？といった方向性で進めさせていただいておりましたが、お電話でのやり取り等々でオーナーがGTX980とTITAN Xで悩まれているのはヒシヒシと感じておりました。

そして何かの機会でオーナーとお話した際TITAN Xにしないと後悔しますか？と単刀直入にお伺いしたところすると思う・・的なご返答でしたのでならばTITAN Xで行っちまいましょう！と背中を押させていただきTITAN Xでの作成に決定いたしました。

結果、TITAN Xなしではこの完成度、満足感は得られなかった！とオーナーは大喜びでございました。

お金を無駄に掛ければ良いといった事ではないですが、現状最大級の満足が得られるパーツチョイス。
この部分を妥協してしまいキッチリ用途にあったスペックに納めてしまう事は不正解ではないにしろ正解ではないな。
完成時、久方ぶりに自分の脳内でレベルアップの音がこだました、そんな一台でございました。

完成品は画像でご覧のとおり99％本気で仕上げさせていただきました。
残りの1％は妥協ではなく、あくまでBTOパソコンとしての作成ですのでリザーバータンクが丸ごと取り出せて垂直設置が可能な取り回し。
これを実現するために理想的なコース+αの工夫が必要でしたので99％です。

でも、この状態からリザーバータンクが取り出せて、机の上に設置してあったも床に置いたバケツに冷却水が抜ける仕様・・
考えようによっては100％超えてるんじゃないか？
そんな自画自賛と共に締めくくりたいと思います！