店長の休日午後のひと時
休日は庭のベンチに腰かけて、木漏れ日を浴びながら小鳥のさえずりを聞き
2016-10-11 10:58:44
そっと目を閉じれば漂うハーブの香りに包まれ
入れたての紅茶の香りを楽しみながらそっと一口・・
そんなエレガントな大人を思い浮かべて早二十年。
現実は全く無縁!いや!むしろ真逆!
欠けた茶碗に安い日本茶がシックリくるという厳しい現実をただただ受け入れていた店長でございましたが・・
先日馴染みのお客様よりちょっとしたご依頼をいただきましてね。
これがまた特殊な組み合わせでございまして・・
お話をいただいた当初はお客様の方が「絶対これで作りたい!」といった感じで
私の方は「これはちょっと厳しいかもしれない・・やってみてどうかですね」的な流れだったのですが
実際やってみるとマジ難航!
私が思っていたよりもハードルが高くて、やっているうちに私の方が熱くなってきてしまって
私「絶対これで作りたい!」
お客様「む、無理しなくていいっすよ・・」
この流れが現在も継続中なのですが・・(笑
パーツ自体はお客様が個人輸入でご用意いただいたものでして
そのパーツ類をお預けいただいた際の梱包の中に見慣れない箱と一通の手紙がございまして
お口に合うようでしたら・・
と、こんなオシャレな箱が入っていたのですよ!
箱の感じからクッキーかな?なんて思ったのですがちょっと重い?
少し降ってみると固形物とは違った音がするじゃないですか。
なんじゃらほい!と包みをはがしてみればアラヤダおしゃれ!
こげなシャレオツな箱はそうそうお目に掛かれるものじゃございませんぞ!
そりゃもう玉手箱を開ける浦島太郎の如くパカッと箱を空けると・・
な、なぜスプーンが・・
それが第一印象でございました(笑
と、まぁ長々と引っ張りましたが中身は紅茶だったんですね!
それもちょっと自分じゃ買うのを躊躇してしまいそうな大人な紅茶です。
昔思い描いたエレガントな大人への登竜門、大人ティー。
早速おいしくいただきました!
まずは備え付けのスプーン一杯=紅茶一杯分らしいのでサクッと。
ここで登場するのが大人のたしなみツール。
正式名称は分からないので名付けて紅茶ボール!
こいつで紅茶を煮出せば雰囲気が一味違います。
慣れない事をしたせいか・・
紅茶ボールから茶葉が溢れだしておりますorz
でもそんな事は気にしません。
最終的には茶こしでこしちゃえば問題無!
ほ~ら・・キレイになったでしょ?(笑
お紅茶の楽しみ方と言えばまずは香りから。
アラヤダ奥さん。
こんないい香りの紅茶なんて私はじめてですわぁ・・
続いてそっと一口含んでじっくりテイスティング!
もうね。言い表すなら「ほわぁ~」って感じなんですね。
なんというか落ち着くというか心が優しくなるような・・
いや、心の汚れが洗い流される感じってのが一番近いかもです(笑
そして肝心のお味のほどは・・
旨し!
いや~薫り高いとは正にこの事ですね!
紅茶+砂糖の組み合わせは私の中では必須だったんですが
今回はあえて砂糖を入れずストレートでいただいたのですが
砂糖を入れなくても紅茶本来の甘さが後から追いかけてくる感じ。
まさにエレガントな大人の午後のたしなみ!
そんな気分にさせてくれる一品でございました!