BTOパソコンのPC-take

ネガティブキャンペーン結果発表!

昨年末に行ったネガティブキャンペーンの結果発表でございます!

2010-02-19 16:26:05

昨年末に弊社サイトにて行わせていただいておりました
第一回ネガティブキャンペーンの結果発表でございます。

発表が遅くなりました経緯といたしまして、仮メールでのご応募が多かったらしく
当選発表メール送信後、連絡が取れず次点の方とも連絡が取れずorzと
なんやかんや遅くなってしまいましたが、ストレートで連絡の取れました店長賞!
言うなれば最優秀やっちゃったで賞の発表をさせていただきます。

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ペンネーム:ぼっさんの作品でパソコンが壊れた

あれは、AMD-Athlonが発売されて間もない頃のこと。
PentiumII-233Mhzの自作PCを利用していた私は、お金がかかる東京の生活を捨てて埼玉県に移住。
半年間の窮乏生活に耐えて、ようやくPCを組み直すだけの資金を捻り出しました。

そして、当時はまだ結構なお値段であった、Athlon、マザーボード、メモリ、ビデオカード、電源を購入。
早速組立てを開始したところ、電源を入れてもPCが起動しない。

いくつかの検証を行い、最終的に電源が悪いと判明。
勿論、追加購入する資金なんぞ何処にもありません。

電車を一時間半乗り継いで秋葉原まで行き、パーツの検証を依頼。

すぐ調べて貰えると思いきや、検証は数日かかりますとのこと。
その間、メインPCからケースやHDDを流用した関係からPCも使えず。
毎朝、組立て途中で放置された愛機を一瞥しつつ、早く検証が終わらないかなあと悔しい思いを抱えたまま
一週間仕事に明け暮れました。

そして、ようやく購入店から電話。電源に一切の異常が認められなかったとのこと。

ありゃりゃ、それじゃ電源でなくマザーボードだったのか・・・・?
流石に何度も足を運ぶのは大変なので、今度は購入したパーツを全て預けて検証を依頼。
重くかさばる各パーツを紙袋に詰めて、電車乗り継ぎの店舗持ち込みは結構辛い。

次の週、マザーボードも取り付けられていない愛機を眺めつつ(以下省略)

そして、翌週に購入店からお電話。全パーツ異常なし。

・・・・・・じゃ、何でウチだと駄目なの?

まあ、実際引き取りに行ったとき、店舗で動作状態を見せつけられてはグゥの音も出ない訳で、泣きそうになりながら
必死に自宅までパーツを持ち帰りました。

そして、それから一週間・・・・・やっぱり起動しない。
ケースに取り付けない状態ですら、まるで駄目。
POST通過以前に、電源を入れても一瞬通電した後、すぐスコンと落ちる。

Athlonは電源を選ぶというから、電源も対応したものに買い換えている。
購入店舗ではきっちり動いていた。店員はOS入れたHDDまで用意していた。

理由がさっぱりわから・・・・・ん、場所が違うか?

まさか!
仕事で使っているテスタを引っ張り出し、家中のコンセントの電圧と電流を片っ端から調べていく。

・・・・・・何でこの部屋、91Vしか電圧来てないんだ(汗)

生活費を抑えるために行った引っ越し。
そこで浮いたお金で買ったPCパーツ。

まさか、この二つがかち合うことになるとは。

ですが、本当の悲劇はここから始まります。

これらの問題に気付いた私は、不動産屋に電圧関連の問題を伝え、このように不安定な状態では
PC以外の電気製品だって怖くて使えない、何とかしてくれと訴えました。

結果はそんなの知らんがな

・・・・・もう不動産屋はアテにならぬ、こうなれば大家に直接言うほかない。
言を右に左にして、大家への直接連絡すらゴネる不動産屋を説き伏せ、大家に直接連絡。

結果はそんなの知らんがな

・・・・・俺、どうすりゃいいんだ。
どしゃ降りの大雨の降る中、大家まで自転車で直談判した私は、いっそ法律相談でもしたほうがいいのかと悩みつつ
染み込む雨と格闘しながら家路を急ぎました。

そして、ぐしゃぐしゃになった服を着替え、分解状態のPCを前に途方に暮れていたそのとき

耳をつんざくような雷鳴が轟き、窓から真っ白な光が。
そして、雷鳴が収まったとき、なぜか私の鼻に刺すような異臭が・・・・・・

窓から再びPCのほうを向いてみると、

白煙を上げるCRTモニタと、買ったばかりのPC電源から吹き出す火花。

ギャアアアアアアアア!!!!!

そう、私は検証を終えた後、電源を抜くことすら忘れていたのです。
結果、電源のみならず接続されていたPCパーツも全て壊滅。

それどころか、洗濯機とテレビまでもが故障しており、私の生活環境は一瞬にして破滅状態に陥りました。

勿論、落雷による損傷に保証なんざありません。
雷鳴が轟き続ける、畳張りの部屋の中で、両手両膝をついて崩れ落ちる私。

それから三ヶ月後、キャベツばかりを食らいつつ給料の大半を貯蓄した私は、この悪夢のようなアパートを引き払って
多摩市に居を移しました。

無論、敷金なんざ帰ってきません。
このとき、不動産屋と大家に良いようにされ、なけなしの給料を毟り取られた私は、そのときの悔しさから一大奮起。

情報系の資格を取得し、外資系のPCベンダでサーバーメンテなどを手掛ける技術者になることが出来ました。
今思えば、あの悲劇無くして今の自分も無いわけで、感謝すべきなのか、怒り狂うべきなのか・・・・・
今思い出しても複雑な心境です。ハイ。
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どうでしたか?
店長賞にふさわしい嘆きっぷりですね!
ネガティブは人生を変える!
そんな時にこそ前向きに!!といった好例ございましたねb

最後に一言・・・
このキャンペーンは本当に結構いい確率で賞品が当たります!
あるかないか分かりませんが、もしも第二回ネガティブキャンペーンが開催された場合は
投稿時はハンドルネームのみで可能ですので必ずメインのアドレスから投稿をお願い致します!