進化と退化
いや~人類の進化は凄いですね。
2014-11-26 22:44:48
人類の進化というより科学と技術の進歩って言ったほうが適切なのかな?
発売当初は40万円近かった電卓が今や百均で当たり前のように売られ
当初1ルームくらいの大きさのコンピュータの何倍もの性能が今や手の平サイズに!
これはとてつもなく途方もなく凄い事ですよね。
ただ、進化することと引き換えに退化(停滞)する事もあるんじゃないかと思います。
これはスマートフォンのネット接続を意図的に断ってしまった男の戯言に過ぎませんが
私みたいにあまり出歩かない人間でも稀に見知らぬ街で人と食事する事があるのですが
その時にはジェネレーションギャップ?時代の流れ?を感じてしまう事があります。
それはフラフラと街を歩き「この店でいいっすかね?」といった流れの時だ。
私の中でそのお店に入るか入らないかの判断基準は・・
まずは視覚
そのお店の面持ち、雰囲気、歴史等々を見ることから始まり
次に働くのが嗅覚
お店からほんのり漏れる香り。これが脳に突き刺さるかの判断をし
お次は聴覚と視覚と嗅覚のカルテットだ
お店の門を開いた時に飛び込んでくる景色
より鮮明に鼻から脳に突き抜けていく香り
賑わう店内の活気、店員さんのはからい
これらを瞬時瞬時に判断しつつメニューを眺めるのだ。
そして最後は主役の味覚だ。
味覚先輩が出動する際は視覚、嗅覚もお供して最終判断を下すのである。
こられ全ての感覚と自身の経験、好みからそのお店にまた行くか、二度と行かないか
何かの時に人に紹介できるか等々を判断しております。
だがしかし技術の進歩とは相成って恐ろしい側面を垣間見る事もある。
私:このお店でいいっすかね?
X氏:ちょっと待ってくださいね。今調べます!
私:は、はい
X氏:まぁまぁ良さそうっすね。ここにしましょうか。
私:はい
なんていうんだろ?
事前にリサーチする事は人類の英知の過程で優れた一つだと思う。
だが食に関しては人それぞれの好みの味ってのがあると思うんですよ。
私が世界一美味しいと思うラーメンを二度と食べないクソ不味いラーメンと思う人もいる。
これっておかしな事でも不思議な事でもなく極々普通の事だと思うんですよね。
育った環境も違えば食べてきたもの、味覚や感性だって違うわけですし。
それを見ず知らずの他人様の評価で判断してしまうのはどうなんだろうかな?
私が時代に遅れてしまっている事実は否めませんが・・
失敗したっていいじゃない。
その失敗を経験とし経験値に変える事が出来るのが人間なんじゃないかな?と思ったりしております。
失敗は成功の母なんて言ったりしますが、極力失敗の可能性を排除する事が
経験即ち発展の足止めにならなければいいなぁ・・と思う今日この頃でございます。