BTOパソコンのPC-take

PCパーツで考える物価高

皆様ご存じの通りPCパーツは100%輸入品なので為替や資源高、原材料高と密接な関係にあります。
そこで昨今の物価高がどれくらいのものなのか?を過去のPCパーツになぞって考えてみたいと思います。

2023-12-09

数日前から為替に動きが少しあるようですが、ここでは分かりやすく現在は1ドル150円に設定したいと思います。
それでは今から為替が1ドル76円→計算しやすく1ドル75円だった12年前の2011年10月頃にタイムスリップしてみます。
当時のハイエンドグラフィックボードはNVIDIA=GTX580、Radeon=HD6970でした。
PC-take取り扱い価格の方はGTX580が5万円前後、Radeon=HD6970が4万円程でした。

さて、この当時のハイエンドグラフィックボードがもし2023年に発売されていたら・・
まぁ計算は単純でGTX580が10万円前後、Radeon=HD6970が8万円程の取り扱い価格になるのですね。
これに資源高、消費税アップ、半導体需要の高まり等々も加算されるので実際の取り扱い価格はもう少し高くなるでしょうね・・

次のタイムスリップは1ドル100円くらいだった7年前の2016年9月頃にGoです。
当時のハイエンドグラフィックボードはNVIDIA GTX1080一強時代でPC-take取り扱い価格の方は10万円前後でした。
GTX1080の発売が2023年なら単純に15万円が取り扱い価格になるのですね。
もちろんこれプラス資源高、消費税アップ、半導体需要の高まり等々が加算されるので当時10万円なら現在だと16万~17万円くらいになってしまうのかな?

こうやって計算してみると消費税とか円安の影響ってめちゃくちゃ大きいですよね(笑
今時のハイエンドRTX4090なんて安いのでも30万超えちゃってますが、もし2011年だったら半額の15万円以下からの5%オフですからね!

1ドル100円なんて贅沢は言わないので、せめて1ドル120円くらいで安定してくれて、消費税は5%、トリガー条項凍結解除くらいしてくれたら暮らしやすいんですけどねぇ。